奥田民生になりたいボーイ

2ヶ月も空いてしまった。持久力のないわたしが唯一続けていることなので、懲りずに書くよ

□洋画183本目「ブルージャスミン
久々にウディアレンの映画観た。上司の好きな映画と聞いて観てみたが、退廃的で、救いのない人間の最果てを見せられている感じ。わたしはちょっと苦手だった

これずっと観たかったやつ。ソダーバーグさんって有名な人だよね?と思って調べたら、オーシャンズとリベラーチェの人だった。そういえばマットデイモンと一緒に写真に写ってたこの人。映画の雰囲気も好きだし、終わり方も良かった。今じゃビデオテープも死語になってしまったけれど。

□洋画185本目「デタッチメント  優しい無関心
これはgyaoで観たんだけど良かった〜。ドキュメンタリーチックな映画で、かなり素行の悪い生徒が集まる学校の教師が主人公。この先生、学校の中では珍しく生徒からも評判が良い。誰にでも平等に接しようという優しい心を持ってるんだけど、その優しさを上手く扱えてなくて、つまり中途半端に優しくしてしまって逆に相手を傷つけてしまう。そして先生には先生で家庭のストレスとかフラストレーションが溜まりまくってて、うわああああってなっていく様子が上手に描かれていた。優しい無関心とは何かを、先生もこの映画を通して見つけていっている感じ。好感を持てる映画だった

□洋画186本目「恋するリストランテ
これは評価高かったけどつまんなかったな。女性があまりにも男性を利用しすぎ。対等でいてくれ。

□洋画187本目「汚れた血
話はそこまで引き込まれなかったけど、映像の魅せ方がとても印象的だった。恋に気づいて、主人公が真夜中の道路を走り続けるシーンはうわあっとなった。

□洋画188本目「ひかりのまち
イギリス映画で、タイトル買い(買ってはないけど。)音楽が素敵なのばかりだったなー。話はよくある感じ、日々いろいろあるけれど光もあるよね、っていう。結局のところわたしが実感したいのはそこなんだ、だけどそれをいかに新しい形で魅せられるかが大事なんだけど。そういう意味では期待してたほど良くはなかったかな。好みの問題かも。

□洋画189本目「恋するパリのランデブー
これは正直内容覚えてない。今あらすじ見て思い出したくらいだもん。役者も好みじやなかった。まあそういうのもあるよね笑

□洋画190本目「サンドラの週末
これはストーリーに興味があって観た。恐らく精神疾患で休職してた女性が仕事復帰後に、突然解雇を言い渡される。解雇を免れる方法は、同僚の過半数が自らのボーナスを放棄することに賛成すること。 週明け投票に向けて、サンドラが家族に支えられながら、週末の二日間、同僚たちにボーナスを諦めてもらうよう、説得しに回るっていう話。金か人情か、突き詰めるとそういうことなんですが、決断を迫られた人たちが何を理由に選択をするか、多種多様な理由が見られてとても面白かった。人の心を動かすことの大変さや、それをサポートする人たちの大変さ、リストラ問題に関わらずいろんな場面で見られる事象だなと思う。

□洋画191本目「街のあかり
まあこれもタイトル買いです。アキ・カウリスマキ監督の敗者三部作の完結編らしい。初っ端から完結編で大丈夫?!と思いましたが、やはり途中でダウン。暗すぎて、不幸すぎて、最後まで観たけど記憶がない。。この映画はラストでほんの少しだけ救われるらしいが、もう一回観ないことには救われない。たぶん。

□洋画192本目「ラースとその彼女
これも前から観たかったやつ!あー映画っていいなーと思えるタイプの作品だった。街の人優しすぎな感じはあったけど。ロボットがわたしたちの生活に溶け込み始めている今、この話もあながち素っ頓狂なものでもない気がするな。いずれロボットが進化して、人間優位の世界は終わるんだろうと思っているわたし

□洋画193本目「ボーイ・ミーツ・ラブ
ゲイのカップルの話。裕福な家庭に産まれた主人公、親元を離れて留学している先で出会った男の子と付き合っていて、でもそれを母親に話せない。信仰している宗教の教えもあって、同性愛を悪と考えているお母さんに、どうやってそのことを打ち明けるか?ここまではよくあるストーリーなんだけど、なぜかここにイケメンおじさんの幽霊が絡んで来て、なかなか謎な話になっていく。さっぱりしてて面白かったや。

□洋画194本目「teorema
パゾリーニ監督の宗教映画。裕福なブルジョア一家に謎の男が現れ、共同生活をしていくうちに家族全員がその男の虜になっていく。男が去ると家族はそれまだのバランスを一気に失ってしまい。。ってあう話なんですが、まあ難しい。あまりにも表現が抽象的すぎて、きちんと宗教のことわかってないと何を示唆してるのかわかんないと思う。わたしは解説読みながら見たので何とか最後まで見られたけど。謎の男は神の象徴として現れるんですが、その表現の仕方はまだわかりやすかったかな。後光差してたし。笑  しかし初めてパゾリーニ見たなあ

□洋画195本目「short term 12」
これは面白かった!オススメである
家庭の事情で親元で暮らせなくなった子供たちを世話する施設で働くカップルの話。人間の心はとても傷つきやすくってもろくて、だけど輝くための力をいつも秘めている。前に見たデタッチメントとは正反対で、この映画の主人公は、自分が傷ついたことがあるからこそ傷ついた人に対してどう接するべきかをよく分かっている。演技も素晴らしかったし、是非デタッチメントと合わせて観てほしい。

■邦画109本目「ぼくらの七日間戦争
いやあ〜宮沢りえ可愛い〜。以上

■邦画110本目「マザーウォーター
うーん、かもめ食堂とめがねがピークだったかも。この作品の小林聡美の演技はあんまり好きじゃないな。

■邦画111本目「笑の大学
くしくも聡美の後に三谷幸喜を見てしまった。。吾郎ちゃん頑張ってて高感度アップ!

■邦画112本目「ヘイトスピーチ
上映会観に行った。大阪芸大の卒制で撮った作品らしい。またちゃんと感想書きます

自宅のトイレで何十回かに分けて読み進めて、ついに終わってしまった。若かりし頃の谷川俊太郎の作品がまとまった一冊。もうこの頃から潤沢な言葉の輝きの片鱗が見られる。呼吸するように詩を書いてきた人なので、まるで日記を読んでいるような気持ちになった。久々にエッセイ読みたいな。

逢沢りく/ほしよりこ
当たり!当たり!当たり!是非みんな読んでくれ!涙無しでは読めないぞ!

奥田民生になりたいボーイ  出会う男すべて狂わせるガール/渋谷直角
この人のいつか読んで見たかったの。あるあるすぎてめっちゃ面白い。「モテキ」の救われないバージョンみたいな感じ。他の漫画も買おうっと


終わり!