
新年あけましておめでとうございます!
酢いも甘いもあった2024年。厄年に怯えながら過ごし、いろいろ大変なこともあったが、パートナーと協力して生きた一年だったな。大切な友人たちに加えてさらにパートナーがいてくれて、絶対的な味方がいるって本当に心強いしありがたい。幸せな人生だ。これからも周りに頼りつつ、独りよがりすぎず、素直に生きていきたい。
年明けは弾丸台湾一人旅に行くことにしたので、ウイッシュリストを作ったりトラベラーズノートをしたためたり久々に1人の時間を楽しもうと思う。とりあえず大きな目標はもう決めていて、「サードプレイスを作る」こと。年末に一人で過ごしていた時にパッとそのことが浮かんで、来年はその場所を見つけるための一年になりそうだなと。無意識のうちにそういう場所を欲しがっていたんだろう。2025年は明るくがんばるぞー!
ということで、恒例の映画振り返り!
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鑑賞本数:54本
1位 パスト ライブス/再会
2位 コンパートメントNo.6
3位 異人たち
4位 夜明けのすべて
5位 該当なし
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4位 夜明けのすべて
評判がよかったので軽い気持ちで見てみたら、すごくよかった。町の小さな作業所で働く主人公(ひどいPMS持ちで癇癪起こす)と、パニック障害を患って前職を続けられなくなり、作業所にやってきた同僚男性が、お互いを少しずつ知り、仲間として支え合うようになっていく話。長い人生でふたりが共に過ごした時間はほんの一部だけど、この人に出会えたから光が差した、と思えるような出会い。それを男女の関係性で映画にしようとする場合、どうしても恋人関係に発展しがちなのだが、この映画は違って、人間と人間の関わり合い、なんというか今時の若者の手触りで、深くもなく浅くもなく、当たり障りがなさそうに見えて突然距離を詰めてしまって後で悔やんだりとか、感情が顔に出なくて何考えてるのかわからなかったりとか、そういうあるあるが詰まってて本当に現代の映画だなと思うし、あたたかい。作った人、演じた人、支えた人たちが全員一生懸命この映画を撮ったのがわかる作品だった。SixTONESの松村北斗が良い演技をしていて好感度高かった。
3位 異人たち
我が最推しの俳優のひとり、アンドリュー・スコット主演の映画。ワクワクしながら公開を待ち侘びて、映画館に駆け込んで観た作品なので思い入れとしては1位!以下、興奮のあまり終演後に映画記録のサイトに書き込んだレビューを転載。
「ゲイであることと、寂しいということは全く別の問題だよ」
この映画のすべてが詰まった一言で、映画館を出て帰路に着いてからもずっとこの言葉が頭にこびりついていた。それぞれが抱える孤独や寂しさに、まっすぐに、真摯に向き合う物語の強さに、圧倒された2時間だった。
我が最推しの俳優のひとり、アンドリュー・スコット主演の映画が上映されると聞いてから、ワクワクしながら公開を待ち侘びていた。ゲイであることをオープンにしている彼がクィアの役を演じると知り、絶対に良い作品になるだろうと期待していました。
ロンドンのタワマンに暮らす脚本家のアダムは、子供の頃に交通事故で亡くなった両親との思い出を物語にしてみようと、過去を遡っていく。昔住んでいた家に行くと、そこで死んだはずの両親と再会して…というのがあらすじ。
ゲイであるアダム(40代)と、“クィア”のハリー(20代)、アダムの両親(生きていたら70代前後?)のそれぞれの関係性や会話から、ゲイ、そしてクィアを巡る時代や社会の変遷が垣間見える。
男性同士の性交渉がエイズ=死を意味した時代を生きてきたため、長い間性交渉を避けてきたアダム、セクシュアルマイノリティを侮辱する意図で使われていた「クィア」という言葉をポジティブに使うハリー、そして「人生の喜びは結婚と子どもだ、だからそれができないゲイは一生孤独で可哀想な人たちなのだ」という偏見があった世代の両親。この3世代それぞれが持つクィアへの価値観や変化が、とても丁寧に、緻密に描かれている。
「今はゲイでも結婚できるし、子どもも持てるよ」と答えるアダムに、訝しげな表情を見せる母親の顔を見て、ああ、時代は変わったのだと感じると同時に、どんなに時代が変わっても、変わらない孤独と寂しさがあることを、この映画は教えてくれる。
長年にわたってアダムの胸につかえていた大きなしこりが、両親との再会、そしてハリーとの交流を通じて少しずつ溶け出した頃、アダムは気づくのだ。この寂しさは、この孤独は、自分だけのものだと思っていた。だけど父親も、母親も、そしてクィアとしてありのままに生きているように見えたハリーですらも、人には見せない孤独があったのだと。それは、クィアだろうが、クィアでなかろうが、みんなが等しく抱えている。その寂しさや孤独を、誰かと共有し合うことが、いかに難しく、尊いのかと。
これはアダムの物語であり、そしてあなたの、わたしの、寂しさについての物語なのだろう。
この映画をアンドリュー・スコットが演じてくれて本当によかった。ただでさえ大きなスクリーンでアンドリューの顔面を拝めただけでも神に感謝するほどでした。
2位 コンパートメントNo.6
今年から契約したu-next独占配信の映画。評判良くて観たらもうわたしの大好きなテーマ「雪国×旅×長距離列車」が全部詰まってて完全にアウト(いい意味で)!
フィンランド人の女の子が恋人と行く予定だったシベリア鉄道の小旅行。急な予定で恋人が同乗できなくなり、一人で乗り込んだ相部屋にいたのは、酒瓶を手に悪態をつく、見るからに柄の悪そうな男性だった。ロシアの小さな港町を目指して進む電車の中で、不器用なふたりの淡い恋がはじまっていく…みたいなストーリーなんだけど、フィンランドとロシアの文化の違いだけでなく、それぞれの国民性みたいなものが些細な会話から浮かび上がっていく。東欧文化に興味を持ち始めて以来、日本との違い(特に東欧男性に刷り込まれている男性観)に戸惑うことや理解できないことが何度もあったが、こうして国や街の背景を知り、何がそうさせたのか、どんな過去を生きてきたのかを知ることで、少しだけ理解の糸口が掴めることがある。そういう意味で、グッと来る作品だった。あとは今ロシア語を勉強してるので、ちょっとだけ分かる単語が出てくると嬉しい。作品のムードから何から何まで最高で、機会があれば絶対映画館で観たい。
1位 パスト ライブス/再会
映画館で観たかったけど観られず、U-NEXTで鑑賞。2024年に観た映画ではぶっちぎりでベストオブベスト!凪のように進むストーリーのラスト15分、静かに、かつ確かな力強さで畳み掛ける感情の波。運命があるならば、来世があるならば、次の人生で必ずわたしはあなたを見つける。だから今世は、わたしはわたしの、あなたはあなたの人生をしっかりと生きよう、というお互いの決意と覚悟に涙が止まらず大号泣。ラスト15分ですべて巻き返していくあたり、さすがだなーと感心しながら観ていた。
ちょうど公開時期が「異人たち」と被っていたんだよねこの映画。あとは自分本位な主人公(女)がめちゃくちゃ周りに迷惑かけながら生きていて、わたしはそういう映画が大好きなんだなと再確認、、A24への信頼が高まる一作。
そんなこんなで今年もよろしくおねがいします!!