パーフェクトはあり得ない

くるりの新曲がイイネ!と言われて久しいが、本当に良い。何年ぶりのヒットだこのヤロー!
http://youtu.be/LSDx4htNfjs

「ペイフォワード」□洋画94本目
観ようと思ってメモしてたやつ。終わりが切ない、、

「ホテルルワンダ」□洋画95本目
うーん。うーん。うーん

「弓」□洋画96本目
これは韓国の有名なキム・ギドグという人の映画らしく、本当は「サマリア」が見たかったのですが無かったのでこれ観た。面白かった。終わり方がとっても良かった

鑑定士と顔のない依頼人」□洋画97本目
大どんでん返しあるヨ~と聞いていたので疑いながら見て、まさかまさかとは思ったがやっぱりまさかの展開でおじいちゃん悲しすぎる。でもこういうどんでん返しは大好きだ

天井桟敷の人々」□洋画98本目
これは渋谷の映画館に観に行った。寺山修司がこの映画を観て自分の劇団「天井桟敷」を立ち上げたというエピソードを聞いてからいつか見たいなあと思っていたので満足。話も3時間弱あったがとっても楽しかった。
日本でも海外の劇場でも、大きなところには天井桟敷と呼ばれる安い席があって、お金が無くて見やすい席を買うことの出来ない人々は皆この狭い天井桟敷、一番舞台から遠く天井に近い席、から身を寄せ合って芝居を観る。誰よりも素直に劇の内容に反応しはやし立てるので、天井桟敷の人々がその芝居の良しあしを決めるといってもいいくらいなのだそうです。
1800年代のパリで、”天井桟敷層”の男女の人生と恋愛について描いた映画。パリの景色も素敵だが、登場人物の実に人間臭い部分が詰まっていて良かった。第一部は天井桟敷層時代、荒んだ生活の中にも愛を求め、成功を夢見、ひたすらに毎日を生きる人々が描かれていて、第2部に入るとそこから数年経ってそれぞれに成功を掴み天井桟敷層を抜けた後の姿が描かれている。富と名誉を得て、充分に満ち足りた生活を送っているのに何かが足りない。それは愛だったり、がむしゃらな気持ちだったり、若さに託け無理をした日々だったり、、ここまで観て、第一部は彼らの青春そのものだったのだなーということに気づくのでした。ラストはそう来るか、という感じでしたが納得のいく終わり方。
白黒映画で時代も今とは全然違うのに全く色褪せて見えない。いつの時代にも人々はこの映画の人たちと同じように何かに夢中になったり、愛に翻弄されたり、小さな挫折を繰り返したりして生きていて、人間ってばかだなあと思うし、愛らしいなあと思う。愛だろ、愛っ。(©サントリー)ぜひ機会があったら観てみてください

「箱入り息子の恋」■邦画83本目
見始めた瞬間にたぶん面白くないなって思ったけど、やっぱりだめだった

新撰組!
これ、2004年の大河ドラマ。香取君主人公。歴史の勉強には大河がいちばんだよと言われて観始めたんですが1時間×49話、まー長かった。しかしまー面白かった、泣いた。坂本竜馬役の江口洋介松平容保役の筒井道隆を目当てに観たのに、最終的には脇役のオダジョーにお熱だったわたし。1シリーズ見るだけでだいぶ歴史の知識入るしかなり効果的かもしれない。ところどころ脚色があるから全部飲みこむ訳にはいかないが、出来事の配列とかは頭にすいすい入ってよかった

よるとコンクリート/町田洋
文化庁のメディアなんたら賞を取った漫画ということでジャケット買いしてみたけど絵が苦手だった。話は面白かったんだけど

知的複眼思考法/刈谷剛彦
有名な教育学者で、興味があったので読んでみた。様々な常識に疑ってかかることの重要さみたいなこと。勉強になった

コーヒーと恋愛/獅子文六
前から気になっていたんだけど古本屋でなかなか見つけられなくて、ついに本屋で新品を購入!紙の匂いサイコー!そして文六さんもサイコーに面白かった。文学座の創設者のひとりで、エッセイは読んだことあったんだけど小説は初めて。主人公は40代のお茶の間女優、珈琲を入れるのがなぜだか上手でたくさんの男たちを喜ばせてきた。「生活革命」を唱える年下の彼氏、可否(コーヒー)道を究めようとする年上の男、自由奔放な新人女優、多種多様な人々とコーヒーと恋愛を取り巻く昭和の日々。あーすごいすごい面白くってあっという間に読んでしまった。他のも読んでみよう