扁桃摘出手術の備忘録②

少し期間空いたけど、扁桃摘出手術の経過続きを書いていく。


術後8日〜13日
母がしばらく在宅してくれ、食っちゃ寝の日々。はい、確実に太りました。完治したらまたダイエット頑張る。。ネットなどでは術後2週間経つとほぼ痛みが無くなると聞いていたので、それを楽しみに待ちながら激痛に耐える日々(これでも手術直後よりはマシになっている)。口内炎と放散痛がなかなか良くならず、日を追うごとに不安になってくる。母が実家に帰る前に作り置きをたくさん置いていってくれたので、食べるものには困らなかった。ありがとう。

術後14日(2週間)
本当は明日から職場復帰だったが、まだ喉の痛みがあり不安だったので2日間だけ休みを延ばしてもらった。口内炎などは大分良くなってきた。同タイミングであんまり好きじゃない人から嫌〜な感じのメールが送られてきて、少し塞いだ。
ムカつくな〜と思いつつ、術後2週間検診へ。先生に診てもらい、左右の扁桃の治り具合に少し差があるが、腫れや口内炎も治まっているので順調とのこと。2週間を過ぎると再出血の可能性がかなり低くなるらしい。再出血すると再入院の可能性大と言われ続けていたので、かなり安心した。
ひとつ、懸念事項だった味覚障害について先生に相談。徐々に食事を摂れるようになって気づいたのだが、甘味と旨味の感覚が完全に消え去っているのです。術後の後遺症としてたまにあると聞いていたのだが、まさか自分も、、と思って落ち込んだ。しばらくは亜鉛の入った薬を飲んで様子を見るとのこと。ネットなどでは術後3ヶ月以内に大抵の人が治るとも書いてあるし、数年経っても治らないという人もいる。食べることが楽しみなわたしには酷なことである。ストレスで味覚障害になる人もいるらしいので、あまり考え過ぎずに待つと決めた。食欲失せて痩せるかな?と思ったが、お腹は減る。貪欲さは変わってなくてさすがわたしだと思った。

ちなみに休んでいる間にネトフリのシャーロックシリーズを全て見終え、完全にシャーロックファンと化したわたしは、カンバーバッチのインタビュー動画を見漁ったりするなどいつものミーハーオタクと化した。シャーロック・ホームズジョン・ワトソンという男二人組、かつそれを演じるカンバーバッチとモーガン・フリーマンは私生活でも親友のような間柄ということも相まってか、B○周りの絵や動画が出てくるわ出てくるわ、、!しかしその界隈の方々のSNSアカウントなどに接する度に思うのは、本当に礼儀を弁えているというか、本人たちへの敬意はもちろん原作ファンの夢や希望を壊さないように、人目に晒されないよう地下で活動してるんですよね(わたしの場合は昔別のCPに超ハマっていた時にどんな検索をすればその界隈の情報が出てくるかを学んだのですぐに引き当ててしまった)。久しぶりに触れた世界だったが、本当にクレバーでユーモアのある、素敵な人たちだなあと思ったという良い話。
まあそれは置いといてかくいう彼氏もシャーロックにかなりお熱だったので、今までほぼ興味のなかったロンドンに「行ってみたい」と初めて思ったとのこと。旅行にほぼ興味がない彼には、非常に良い傾向である。

術後15日
昨日の絶望が嘘のように、朝目覚めると激痛が鈍痛くらいに変わっていた。突然で驚いたが、これはかなり嬉しい!朝起きて、薬のために痛みを堪えて食べる朝ごはんの何と辛かったことか。痛み止めを飲んでると、痛みもあまり気にならなくなってきた。これなら職場復帰も問題なさそう。

術後17日
復帰前最後の休み。シャーロックにハマって以降、海外俳優の情報収集に暇がない。その流れで洋画を観まくった結果、イーサン・ホークにお熱になってしまった。ビフォアシリーズ、昔観たのに内容をほぼ忘れていたため新たな気持ちで観たらハマってしまった。枯れ専なので、昔のイーサンも好きだけど今のシワだらけなイーサンも最高である。お気に入りの画像を貼る。

f:id:hitorigurashi2007:20181128170719j:plain


マット・デイモンぶりの相当なお熱であり、英語分からないのにイーサンが出たラジオのPodcastを聴いたりして、久々に「英語が出来たらな〜」と思った。毎年海外のアーティストと仕事してきたのに、読み書きとカタカナ英語とジェスチャーだけで乗り切ってしまったので何の成長もない。しかもそれを「これがわたしの良さ」と思って改善しないあたりが原因であるのは分かっている。推しのサッカーチームの試合を観るときも海外の映像なので解説は全て英語。聞き取れたところだけ彼氏に確認して正しい内容を教えてもらうが、これも聞き取れるようになったら何倍も面白いのだろうね。英語が話せて聞き取れるICチップを頭に埋め込んでほしい。。

術後18日
脱線しまくっているが、これは扁桃摘出手術後の記録である。
無事に職場復帰。いろんな人から労ってもらう。1日かけて溜まっていたメールに一通り目を通して黙々と働いた。やはり家に一人でいてジッと痛みに耐えるよりは、タスクのある時間を過ごす方がずっとマシだし痛みも気にならない。健康に過ごせる休暇はいくらでも欲しいのですが。
定時頃には今日やるべきことが終わっていた。2週間以上休んでいても世界は何ら変わりなく回っていて、きちんと引き継ぎさえしておけば仕事も滞りなく進むことを身をもって実感し、その環境に感謝した。不在の間に仕事を肩代わりしてくれていた同僚たちにお礼を言い、帰路へ。

術後22日
3週間経った。ご飯も硬いものでなければほとんど食べられるよあに。多少の香辛料も大丈夫そう。あと1週間で術後1ヶ月検診があり、そこで問題なければ完治とのこと。また喉の左側に少しかさぶたがあり、そのせいで痛みもあるが、日中は痛み止めを飲まなくても気にならない程度の痛みになってきた。味覚障害は相変わらずだが、気にせず好きなものを食べている。なので確実に顔に肉が付いた。完治後に何らかの継続運動を始めることをここに誓う。

一旦ここで終わり。次書くときには完全体の自分でありますように!