ふたり旅@台北

親友と初めて2人きりで旅行に行ってきた。台北三泊三日(笑)めちゃめちゃ楽しかった!本当にここには書ききれないくらい楽しくて幸せなことばかりだったんだけど、あーこの子と旅行出来て良かったなと思ったのは、ちっとも台湾らしくないシャレオツなカフェで甘いものを食べながら、日本にいる時と変わらずにバカ話をして腹の底から笑ったとき。わたしたちが時間をかけて築いてきた心地の良さや空気感、そしてこの幸福さは日本にいようと国外にいようと変わらずに存在するんだって気づいたとき。一緒に旅してくれてありがとう!

ここからは旅のおさらい


深夜3時、台北駅に着くやいなやタクシーの運ちゃんに捕まる。途中道を間違えるも、チャイ語が喋れる女の子と相乗りしたおかげで無事ホテルに到着。



三泊したcho hotel。ホテル選びは若干難航したけど、ここにして本当に良かった!今までホテルにお金かけることあんまり無かったけど、歩き疲れて帰ってくるホテルが可愛いとテンションが落ちない。すごい!みんなに勧めたい。



現地で一番最初に食べた阿宗麺線。150円でかなりの量、小さいサイズをシェアして食べた。腹ペコの身体に染み渡る!底無しの食欲が早くも全開モードに。



必ず行こうと決めていた金峰ルーロー飯店。念願のルーロー飯!一緒に頼んだスープや青菜炒めもめちゃ美味い。そしてとにかく安い。



飯店から徒歩移動してクーリンチェの街をぶらつく。この街ブラの時間がとっても有意義だった。お目当ての小劇場は工事中だったが、知らない街は歩くだけで楽しいということを再認識する。



そろそろ次のエリアに移動しようかと話していた矢先、シャレオツのカフェを見つけてin。イケメン店員に出会い、友人の興奮が最高潮に。アプリで出会ったカビの話で、友人が笑い転げる。頼んだジュースにキュウリが巻いてあるなど。



友人が目をつけていた映画館へ。ギャラリーやカフェ、雑貨屋が併設されていてとても良い感じ。ギャラリーにあった書道を2人でやる。雑貨屋にあったキュウリ成分の入ったハンドクリームを買う。



良いタイミングでタピオカ屋が見つかる。今調べたら、行列のできる人気店とのこと。初めてタピオカ屋のタピオカミルクティーを飲んだが、めっっっちゃ美味しかった。おかわりください。



シャレオツカフェのイケメン店員が教えてくれたアンティークショップへ。とっても雰囲気がいい。初めて手鏡を可愛いと思い、買いたくなった。
そしてこの店の可愛らしいお姉さんが教えてくれた系列店のお茶屋さんへこの後向かうのだが、超ド級に親切なお姉さん&お兄さんに出くわし、楽しかった旅が急速に、更に楽しくなるのだった。(写真がない、、)



2人とも軽く風邪気味だったのもあり、今回の旅で唯一摂取したアルコール。夜市の近くのイートイン屋台(?)で、チャーハンとあんかけ焼きそば、青菜を食べる。周りの人達が親切に色々と教えてくれる。本当に良い国。濃い一日だった。



2日目の朝は宿のガイドブックに載っていたfarmers marketへ。台風を心配していたけど普通に行動できるレベルの雨で良かった。わたしは雨に当たらない女だ、わたしが外を歩く時は雨が避けていくんだと言い続けて何年も経つが、この日は普通に雨にあたった。そういう時は少しだけ口数が減ります。
マーケットは少しだけ想像していたのとは違っていたけれど、屋台で食べた朝ごはんは最高に美味しかった!ここで食べた薬膳粥が、この旅の個人的ベストメニューかも。ここでもいろんな人の親切を正面から受けてしあわせな気持ちになる。



旅行前から行きたかった松山文創地区へ。昔たばこ工場だった建物がアートギャラリーとして再開発された場所。趣のある建物に興奮する。建築に興味を持ち始めてから、何故だか分からないけど「大事に扱われてきた廃墟」みたいな建造物に強い興味がある。単純にかっこいいーって思う。これは前世で何かあったな…



文創地区を出てすぐのところにある珈琲専門の喫茶店でおやつタイム。獅子文六の「コーヒーと恋愛」という素晴らしい小説があり、コーヒーにこだわっている喫茶店に行くといつも思い出す。物語はいつも生活に根付いていると思う。
この店のメニュー表は3分の1くらいしか英語対応していなかったんだけど、店員さんが簡単な英語で味の説明をしてくれた。どこの店員さんも英語が話せるのは当たり前で、日本語を話せる人もたくさんいる台湾。こうやって自分が異邦人として海外に出ると、言語が通じることの有難さを痛感する。もう31歳だけど、遅いなんてことはない。言語学習頑張るぞ!



夕方からバスに乗って九份へ。バス停が見つからなかったりトイレに行ったりしてたら、結果的にベストタイミングで到着した。焦っていいことはない!あの時止めてくれてありがとう。
そして奇跡的に雨が止んでいる。すごいぞ我々!行きたかったお茶屋さんでは運良くテラス席を案内してもらえた。ちょうどいい気温のなかで、老後の夢みたいな緑に覆われた庭と、近くに見える赤提灯のストリートを眺めながら飲んだお茶。最高の二文字しか思いつかない。最高すぎて、あ、今わたしの体内の毒素が抜けていった、っていう瞬間があった。



ガイドブックで何度も見た赤提灯の風景。よく見たらローマの休日の看板がある。どんなに自撮りをしても売れない芸人にしか見えない二人、こんな映えスポットで撮った写真もやはり芸人なのであった。

最終日は駆け足で空港へ。駆け足でご飯を食べ、お土産を買い、気づいたら関空にいた。そう、小籠包を食べ逃しました!!!

次は韓国だ!