ブリジットジョーンズの日記

昨日の今日でわたしの心は荒れに荒れてるわよ。でもいつか振り返って笑うために書くわよ。

齢三十一にして、失恋しました!

昨日、これは恋じゃない愛じゃないとブログに書きながら少しはスッキリしたつもりだったが、今日例に漏れずネトストをした結果、彼は貴重な東京の4日間のうち3日を彼女と過ごしたことが分かった!そしてどう考えてもお泊まりしていた!楽しそうな動画や写真が怒涛の勢いでアップされ、ああこれはもう確実に好き合っているし、側から見ていても超お似合いだと心から思った。

職場でどうしても心が晴れなくて、最近入籍したばかりのお姉さんと立ち話をした。お姉さんは結婚式のことで昨日初めて旦那さんと喧嘩をした、ということを話してくれた。お姉さんは過去に婚約破棄を経験していて、そのことを以前に教えてくれていたのだけど、そのことがトラウマになっているらしく一刻も早く式をあげて安心したいと言う。そのお姉さんがフリーだった時から彼と付き合い結婚するまでをずっと見て聞いてきたので今の状況がとても感慨深いのだが、片思いでも両思いでも結婚しても悩みは尽きないのだなあと思った。

お姉さんに、彼のことがどうしても気になる、うまく行く未来がちっとも見えないのにどうしてこんなに執着してしまうのか。この数日、夜なかなか眠れない。と話したら、「好きなんだね」と言われた。それではっとして、あ、わたし好きだったんだ、、と気づかされた。

仕事が夕方に終わり、今日はバスで来たので職場からバスに乗って帰った。事務所を出る時に大好きな女上司がちょうど海外出張から戻ってきて事務所に立ち寄るタイミングにすれ違い、もっと早く来て欲しかった、話したいことがあったと伝えた。

引越してから初めてのバス通勤だったので、帰りは降りる停留所をひとつ間違え、そこから更に道を間違え、あたたかいスープでも作って飲もうと思い、スーパーに寄って具材を買い込んだ。遠回りして明るい道を帰ろうかと思ったが、今死んでも別にいいやと思って近道になる暗い小道を歩いた。マジでセラピー通ったほうがいいかな?とか考えながらマンションに着いたら、わたしが朝に出したゴミ袋が回収されておらず、しかも「燃えるゴミは火曜日です!」と書かれたメモが丁寧に貼ってあった。ゴミ袋の前で数秒立ち尽くしてしまい、もうなんとでもなれ、、と思ってスルーして部屋に戻った。後から監視カメラの存在を思い出し、犯人はわたしです、、と思いながらももうゴミ置き場まで行く元気は無かった。

ソファに雪崩れ込んで、どうにも晴れないモヤモヤに押しつぶされて一人でわんわん号泣した。そしたら少しスッキリした。気を取り直すつもりでインスタを開いたら、そのタイミングで二人の仲良し動画や写真がたくさんアップされていたのだった。

見た瞬間、あ、やっぱり。という気持ちと、負けた…という気持ちになり、またわんわん泣いた。そこで初めてわたしは、自分がライバルに負け、失恋したということを認めたのだった。振り返れば、わたしの恋愛にはあまりライバルみたいな人がいなかった(そんなモテ男を好きにならなかった)。これはもう久々にどん底だぞと思いながらわんわん泣いた。可能性の低い恋心を認めたくなくて意固地になっていたんだって気づいて、どうしてわたしはそんな意地悪なことを自分に対してしちゃったんだろうって思いながらまた泣いた。そうしていたら意外や意外、開き直るような気持ちになってだんだん元気になってきた。泣くのってほんとお手軽なセラピーだと思う。

とはいえスープを作る気力もなく、なんか元気の出る映画を見ようと思ってアマプラを漁り「ブリジットジョーンズの日記」を観た。元々大好きな映画だが、今日わたしはこれを観て本当に良かった。ブリジットの行動のすべてが、発言のすべてが、わたしがこれから進む道を示してくれるようだった。わたしにはコリンやヒュー様みたいな大天使は現れないかもだけど笑

すごく単純だけど、「あんな不実な男とガリガリの鳥女に負けてたまるか!」というセリフがわたしを勇気付けた。そうだそうだ、わたしを蔑ろにするなんて本当にバカな男!って思えた。あと失恋した後のブリジットが立ち直るためのパワーをすべて自分に向けて使っている姿が染みた。ダイエットしたり、仕事をがんばったり、大事な友達と過ごしたり。。

とりあえず12月は一人でいる時間を出来るだけ減らそうと思い、国内旅行や海外旅行の情報を集めている。とにかく一人きりで考え込む時間を出来るだけ減らして、街に出るぞ!他人軸はやめて、生活の中心を自分に戻すんだ!